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米国公認会計士を目指す理由

米国公認会計士を目指す理由

皆さんの中にはこの資格の名前を聞いたことがあるかもしれません。

国際会計基準の導入が進んだのに伴いここ数年で認知度が上がっている”米国公認会計士USCPA”。

 

本ブログを読んでおられる中にも米国公認会計士USCPA)の資格取得に向け勉強されている、あるいは取得を検討しているという方は多いかと思います。

それぞれ資格取得を検討された理由があるかと思います。

 

資格を取るということは大きく分けて

  1. 就職などの要件を満たすため
  2. 知識の定着度合いを測るため
  3. 自己啓発

の3つに大別されると思われます。

私の場合は”1”に該当します。

 

憧れの人が持っていたUSCPA

米国公認会計士資格取得を目指すきっかけになったのは以前働いていた会社の上司がこの資格を持っていたから。

とは言え、当の上司は外資コンサルティング会社・A社の元マネージャーで有名企業の合併に伴う業務オペレーションの立案や会計システムの導入みたいな大規模な案件に関わってきた人物。

会計分野での経験が乏しい者としては資格取得による旨味は享受しにくいかと思われる。

 

会計分野への関心が高かったから

前述の上司のもとで働いていた時、筆者は物流倉庫の仕事を担当していた。

倉庫と言っても単純な入りと出の管理だけではなく、自社独自の検品作業を伴うオペレーションが存在していたためコスト管理の視点を常に求められていた。

加えて、当時は入出荷や在庫管理システムすら無く自分でエクセルなり使って手作業で管理する他なかったので良く言えば作業プロセス全体に渡って目を光らせながら仕事をする経験ができた(悪く言えば至極原始的な仕事だ)。

 

さらに言うと大企業の資本が入っていたのと会社自体が収益確保を最優先していたため従業員数(当時7名)に対しての倉庫の入出荷量も回転率も常軌を逸していた。

これがあったおかげで短期間で倉庫内オペレーションのあらゆる事柄を体験できた。

こういった経験から倉庫でのオペレーション管理、さらにそれを会計的に把握する(例えばひとつの商品が入荷〜販売までの間にどこでいくらコストが発生してるかまで記録し、報告していた)こと、またはシステム導入をするとなった際にどのような仕様に落とし込むかという視点が得られたのは自分にとってとても大きなことであった。

 

できれば企業や工場内でのお金の流れやオペレーションに関する仕事をやりたいと思っている。

そうした時に米国公認会計士の出題範囲が割と理に叶っていると思えたのだ。

長くなったがこれが2つめの理由である。

 

【会計 × IT × 英語】は避けて通れない

以上が筆者が米国公認会計士の資格取得を考えた理由だが、ここに付け加えるとすれば将来的な危機感を感じていることも挙げられる。

と言うのもグローバル化の流れが今後、着々と進展した時に日本国内にのみ目を向けて仕事をしていてはやはり競争力の面で劣ってしまい、市場価値は相対的に下がっていくことが考えられる。

 

手垢のついた議論で恐縮だが、グローバル化が不可避である以上は個々人が国際的に通用するような共通言語を扱える必要がある。

だから【会計×IT×英語】の素養はベースアップしておくことが求められるのだ。

 

そうした中で米国公認会計士を持っているということの意味合いは今後高まってくることでしょう。